
バッテリートラブルに遭ったら
12月も中旬になって参りましたが例年の冬と比べるとそこまで寒くないような気がします。一応衣替えなどして防寒対策はしておりますが、今年はダウンを着る日が来るのか、と考えてしまいます。さて、今回は冬のトラブルの中でも多いバッテリーについてです。車を駐車していて突然バッテリーが上がってしまった場合、私たちはどのようにすればよいのでしょうか。
【バッテリーの上がる原因は?】
バッテリー上がりの原因として多いのが、ヘッドライトやハザードランプといったライト類や室内灯の消し忘れです。これらは、気をつけていてもふとしたきっかけで消し忘れてしまうこともあります。ただ、最近の車ではエンジンを停止させた後に、自動的に消し忘れたヘッドライトをOFFにする機能が付いている車もあります。
【特に冬はバッテリーが上がりやすい?】
バッテリーが上がりやすくなる原因の一つに、長期間車に乗らない場合や走行距離が少ない場合に起こるバッテリーの自然放電があります。車はコンピューターやカーナビゲーションなどは記憶装置や時計装置を維持するためにエンジンを始動していない状態でも少しずつ電気を消費しているからです。走行せずに発電しないと、どんどん自然放電が進み、最終的にはバッテリーが上がってしまいます。
【バッテリー上がりの対処法】
バッテリー上がりの対処法としては以下のようなことが考えられます。現場の環境や状況に合わせて最適な対策方法を選ぶようにしましょう。
1.ロードサービスを呼ぶ
JAFなどのロードアシストへ電話をして近隣のガソリンスタンドや整備工場、ディーラーなどに車を運んでもらいバッテリーを新品に交換することをお勧めします。また一度上がったバッテリーを再充電することも可能ですがバッテリーの能力が低下してしまっている可能性もありますので注意が必要です。最近では保険の特約としてロードアシストがついている保険も多くあります。
2.ジャンプスターターを使う
ジャンプスターターとは上がったバッテリーに直接電力源をとなるスターターを繋ぎエンジンをかける方法です。最近ではジャンプスターター機能のついた携帯電話用バッテリーなども発売されていますので携行品として最適です。
3.救援車を呼ぶ
他車のバッテリーにケーブルで繋いでエンジンをかける方法です。ケーブルがあれば対応することができますが、同じ車格以上の車でなければ搭載されているバッテリーが小さい場合がありますので注意が必要です。
4.バッテリーを交換する
一番最適な対処としては新品のバッテリーに交換することをお勧めします。上記の方法で一時的にバッテリーが回復してもまたすぐに悪くなる可能性があります。極力トラブルを避けるために新品を選んだ方が懸命です。
このようにバッテリーが一度上がってしまうと何らかの対策をしていなければ車を動かすことができません。できる限りバテリーの状態をチェックし、能力が低下しているような場合はすぐに交換するように心がけましょう。
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