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異音が発生した時の故障場所

エンジンからする異音

起動時に聞こえるエンジンからの異音は、音の種類によってその故障程度が変わってきます。

高音でから回るような音がする場合は、エンジンの中でもエンジンベルト部分が故障・不具合を起こしている可能性があります。また、通常では聞こえないような摩擦音が発生しているのであれば、ウォーターポンプに異常があるかもしれません。

ウォーターポンプ部分、ラジエーターなどの故障で冷却水が漏れだしている可能性もあります。エンジンのオーバーヒートにもつながりかねない症状ですので、なるべく早く気づいてあげましょう。

異音ではありませんが、通常よりも起動時の音が大きいような場合はエンジンオイルに異常があるかもしれません。エンジンオイルが汚れている、適切な量入っていないとなれば燃費悪くなり、車起動時にはかなりのパワーを消耗します。その際の音が異常音のような形で聞こえるので、早めにオイル交換を行なうべきでしょう。

ブレーキからする異音

ブレーキを掛けた時にする音でも、故障を診断することができます。急ブレーキではなく、通常のブレーキ時に“キュキュッ”という高音を発する時は「ブレーキパッド」の消耗が原因かもしれません。ブレーキパッドがすり減っているため、しっかりとブレーキがかからない時に上記のような音を発します。

気づかずにそのまま乗っていると、ブレーキが正常に稼働せず衝突事故を起こしてしまう可能性もあるので直ぐにブレーキパッドを交換するようにしましょう。5mm以下になったら、交換時。1mm~3mmだとかなり危険な状態ですよ。(20,000km~30,000kmがブレーキパッド交換の目安とされています)

マフラーから聞こえる排気音

マフラーから聞こえる、異常な排気音も故障を診断するためのポイントとなります。普段よりも大きな排気音が聞こえるのであれば、マフラーに穴が開いている可能性があります。マフラーの穴は目視することでも確認できますが、頻繁には見ない部分ですよね。通常よりも大きな音が聞こえた場合は運転をストップして、一度ご自身の目で確認してみるといいでしょう。

音の以上は普段からの意識が大切

異音による診断方法は、普段からどれだけ意識しているかで気づけるかどうかが変わってきます。特に、エンジンの起動音に関しては意識していなければ気づけないこともあるでしょう。エンジン故障は、初期段階で気づけないと高額な費用請求が予想され、最悪の場合廃車も視野に入れなくてはならなくなります。

ほんの少しでも、音に気を遣うようにしてなるべく早い段階で修理依頼せ切るようにしましょう。

 

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